2008 年 4 月 のアーカイブ

トーク&コンサート/千葉・習志野

4月29日、千葉・習志野

きょうは「トーク&コンサート」でした。ゴールデンウィークの初日にもかかわらず、会場の習志野文化センターの約1500席はぎっしり満員という盛況で、ショパンが7歳で書いたポロネーズでプログラムの幕は上がりました。その後は、演奏と軽妙洒脱な中村のトーク、そして演奏、というスタイル。ハイドンのピアノ・ソナタの53番、ショパンの「別れのワルツ」、そしてショパンのバラード1番と続き、会場は徐々に熱を帯びていきました。

後半に入って、中村のトークはますます冴え渡りました。後半はムソルグスキーの「展覧会の絵」だったのですが、まずはそれぞれの曲について、中村流の面白おかしい解説が会場を沸かせます。有名な「プロムナード」のメロディーと「赤とんぼ」のメロディーの類似性をはじめとして、それぞれの曲のタイトルがどう具体的に音で表現されているかを実際にそのパッセージを弾きながら解説したことで、聴衆と演奏会の距離がぐんぐん近付いていきました。

そして、その後、全曲通しての演奏。中村のダイナミックで緩急自在な音楽がこの日も絶好調で、その語り口の上手さに会場が息を呑みます。最後は壮麗な音の伽藍が築かれ、会場に大きな感動を呼び込みました。その後は、万雷の拍手を受けて中村の歌こころに火が付いてしまいました。それから4曲、渾身のアンコールに会場は興奮状態。公演後のサイン会には200人を超えるファンが列ができるなど、実に熱い一日となりました(T)。

リサイタル/島根・松江

4月20日、松江

島根県松江市総合文化センター・プラバホールで、国際ソロプチミスト松江主催によるリサイタルが開催されました。国際ソロプチミストは、女性と女児の人権と地位を高める奉仕活動をする国際組織で、これまでにも中村は同主催による演奏会を多く行なっています。昨日のコンサートでは、超満員の聴衆の拍手に応え、3曲のアンコールを披露。サイン会では長蛇の列が出来ました。(Y)

東響「オープンニング・ナイト」

4月9日、東京


きょうはサントリーホールで行われた東京交響楽団(東響)の「オープンニング・ナイト〜シューベルトとその時代」に出演しました。東響とは毎年、年の初めの「ニューイヤー・コンサート」で共演を重ねている仲で、そのコンサートも今年で30回を迎えました。


 ↑ 引き締まったオーケストラの響きとピアノが溶け合い、古典的な美しさが際立つベートーヴェン


さて、この日の「オープニング・ナイト」は、そんな東響が今年度から新しくスタートさせたもの。シーズンのスタートを祝いながら、シーズン開幕に当たり、今年度の東響のテーマ作曲家であるシューベルトに焦点を当て、彼が愛した音楽、彼が愛した作曲家をたどり、音楽監督のユベール・スダーンさんが解説を加えながら進んでいくというスタイルでした。


  ↑ 共演にオーケストラのメンバー、聴衆からも熱い拍手


コンサートは、映画「アマデウス」ですっかり有名になったサリエリの音楽で幕を開け、続いて、中村によるベートーヴェンのピアノ協奏曲第1番と続きました。指揮者のスダーンさんと中村も、もう20年を超える友人。過去の共演も多く、この日も指揮とピアノの息はぴったりで、この日のベートーヴェンは、音の隅々に命が宿るような繊細さが美しく、そして典雅なベートーヴェンでした(T)。


 ↑ この日の演奏会には、江田五月参議院議長、高村正彦外務大臣の姿も。江田議長は中村の演奏後、花束贈呈にステージに…。

N響定期公演

4月5日、東京

きょうはNHK交響楽団(N響)第1616回定期公演に出演しました。今回はラフマニノフの協奏曲第2番、指揮は準・メルクルさんです。久々の共演に期待が高まり、この日午後6時からの演奏会は、チケットが早々に完売となる盛況でした。

演奏会はグリンカの歌劇《ルスランとリュドミーラ》序曲で幕を開け、続いて中村。ラフマニノフの2番は、ピアノ協奏曲の代名詞的な作品の一つで、中村にとっては十八番の曲の一つ。この日も詩情にあふれた繊細な音が紡ぎ出され、しっかりとした造形に支えられた音楽で聴く者を深い感動に誘いました。ドラマティックでありながら、匂い立つロマンティシズム…。終わって、満員の聴衆から万雷の拍手を浴びました。


↑ 会場をぎっしり埋めた聴衆から熱い拍手を受ける

共演したN響のコンサートマスター、篠崎史紀さんは「子供の頃からの大スターと共演できて大感激。素晴らしい演奏に応えなければと、こちらも燃えましたね」と振り返りますが、柔らかな響きでピアノを包み込みました。定期公演はあす6日午後3時から、きょうと同じ、歌劇《ルスランとリュドミーラ》序曲、ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番、シェーンベルクの交響詩《ペレアスとメリザンド》というプログラムで行われます。


↑ この日の演奏会はライブ収録された。収録されている映像のモニターより

5日の演奏会はNHK・FMでライブ中継された他、映像の収録も行われ、4月28日に「NHK・BShi」で9時から、5月30日に「NHK・BS2」で10時から放送される予定です。また、5月25日21時から放送される「ETV」の番組「N響アワー〜ラフマニノフ 鐘の記憶(仮題)」で協奏曲の演奏が放送されます(T)。

N響演奏会の放送予定

4月5日(土)に中村が出演するNHK交響楽団第1616回定期公演の放送日程が決まりました。 今回の演奏会では、準・メルクル指揮でラフマニノフの協奏曲第2番を演奏します。当日の5日はNHK・FM「ベストオブクラシック〜N響第1616回定期公演」で、NHKホールからのライブ放送が行われる予定です。また、予定されているその後の放送スケジュールは以下の通りです(T)。

●4月28日(月)BShi:9時〜「N響演奏会〜第1616回定期公演〜」
●5月25日(日)ETV:21時〜 「N響アワー 〜ラフマニノフ 鐘の記憶(仮題)」
※今回の演奏会で演奏するラフマニノフの協奏曲第2番全曲の映像に加え、N響の過去の演奏からラフマニノフの交響的舞曲を紹介する番組です。
●5月30日(金)BS2:10時〜 「BSシンフォニーアワー N響演奏会」
※4月28日放送のハイビジョン版と同じ内容です。

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